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理念
『 慈恵会は、「自ら考え行動する」子どもと職員のチームです 』
施設長 宮﨑 博文
子どもたちに信頼される職員集団を目指して
今年7月1日に、施設長に就任して3年目を迎えることができました。就任してから2年、さまざまな問題が発生しましたが、職員が一致団結し、乗り越えることができました。そして新型コロナウィルス感染予防に明け暮れた2年間でもありました。外出自粛が強いられ、直接人と会って話をすることがどれだけありがたく、重要なのかを思い知らされました。施設内イベント、施設交流イベントも軒並み中止となり、子どもたちの笑顔が減ってしまい、我々職員は中途半端な思いを抱えたまま、現在に至っております。
さて、3年目ですが「児童養護とは何か」に思いをいたし、初心に戻って、施設運営に励み、各方面から信頼される施設作りを目指します。そのためには、我々職員集団が子どもたちに信頼されることが重要だと思っています。 職員集団が切磋琢磨し、児童処遇の向上を目指したいと思います。「いい職員が担当になってくれればその子どもは幸せである。しかもその子どもの人格、子どもの自己形成がかなり促進される」これは元美深育成園施設長木下茂幸先生の言葉ですが、まさに我々はいい職員、信頼される職員にならなければならないのです。
さらにわれわれ職員は、子どもたちを虐待や事故から守る責務があるのです。7月26日に創立121周年を迎えますが先覚者たちの熱き思いを継承し、歴史と伝統のある愛媛慈恵会を守っていく決意を新たに致した次第です。
基本方針
- 子どもの権利擁護(児童福祉法、権利条約)の精神にのっとり、子どもの最善の利益を追求します。
- 子どもの自主性を尊重し、子ども自身が選択、決定できる様に支援します。
- 子どもの成長を支える職員の専門性を高めると同時に労働環境を整備して、「働きがいのある、働きやすい職場」を目指します。